うつ病チェック診断

うつ病には、気分の落ち込みや無気力感、悲観的になるといった心の症状と、不眠や倦怠感、疲労感、頭痛などの身体の症状があります。
 

早めに治療を開始することが回復の鍵だといわれていますので、「もしかしてうつ病かも…」と感じたら無理をせず、早めに医療機関を受診しましょう。
 

そうはいっても、また、うつ病などへの理解も進んできたとはいえ、「精神科に行くのはまだちょっと気が引ける。」と感じる方もいるかもしれませんね。
 

「病院へ行く前に、自己診断したい」、そんな方のために、うつ病のチェック方法について調べてみましょう。

 

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こんなに簡単、うつ病の自己診断

「うつ病 チェック」と検索するだけで、いくつものサイトが見つかります。うつ病への関心が高い証拠ですね。うつ病のチェック項目にはどんな内容があるのでしょうか。

「うつ病 心と体」の症状チェックシートから

・体がだるく疲れやすいですか
・騒音が気になりますか
・気分が沈んだり重くなったりしますか
・音楽を聴いて楽しいですか
・朝のうちは、特に気分が重いですか
・議論に熱中できますか
・肩こりは激しいですか
・頭痛はありますか
・眠れなかったり、朝早く目が覚めることはありますか
・事故やけがは多いですか
・食欲はありますか
・テレビを見ていて楽しいですか
・息がつまって胸が苦しくなることがありますか
・のどの奥に物が使えている感じがしますか
・自分の人生がつまらなく感じますか
・何をするのも億劫ですか
・以前にも同じような状況がありましたか
・本来は仕事熱心で几帳面ですか

「うつ病のメンタルヘルスケア」のうつ病自己チェックから

・気持ちが落ち着かず、いらいらしやすい
・寝つきが悪くなり、しばしば夜中に目が覚める、あるいは眠れても熟睡感がない
・体がだるく、つかれやすい
・漠然とした不安を感じる
・食欲がなくなってきた、あるいは過食するようになった
・集中力が続かない
・朝方気分がすぐれない
・どうしても悲観的に考えてしまう
・今まで楽しめていた趣味や人づきあいが億劫になってきた
・日ごろしていることに満足感が持てない
・涙ぐむことがよくある
・気分が沈み、ゆううつである
・著しい体重の減少(体重の5%)や増加があった
・これまで簡単にできていた判断や決断ができない
・自分はダメな人間だと思う
・死んでしまってもいいと思う、あるいは自殺を考えたことがある
 

気持ちの落ち込みや不安定さに関する質問や、不眠や食欲、頭痛など身体に関する質問が多いですね。
 

このような症状がいくつも当てはまるようなら、専門の病院で見てもらうことをおすすめします。便利な自己診断サイトや本などがいくつも用意されているのは確かですが、あくまで参考程度にとどめて、心配な場合はやはり精神科や心療内科などで専門家の判断を仰ぐことをおすすめします。
 

多くのサイトでは、回答を入力すると集計して重症度を出してくれるようになっています。受診の際に役立つようにプリントアウトできるようになっているサイトもありますので、利用してみてください。
 
※うつ病診断チェックはこちらから

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病院へ行くと、どのようにうつ病は診断されるの?

診断は問診からうつ状態を把握して診断基準に照らしながら病的な状態かどうかを評価していきます。

本人または家族への問診

・症状がいつから始まったか
・どのような症状が現れたか
・症状が現れたきっかけや背景
・日常生活や社会生活へどれぐらい影響があるか
・これまでの既往歴
・家族歴
・性格や気質
 

などについて問診されます。子どもや高齢者、病状がひどい場合など、自分の状況を上手く説明するのが難しい場合は、家族に問診が行われ説明するケースもあります。
 

診断基準に基づいたうつ病の診断

うつ病の診断は、問診に加えて診断基準をベースに行われます。診断基準はWHO世界保健機関の「ICD-10」とアメリカ精神医学会の診断基準「DSM-IV」が主に使われています。

 
これらの診断基準では、うつ病の症状を示す項目がいくつも挙げられていてそれにどれぐらい当てはまるのかといった基準で評価が行われています。
 

ここでは、アメリカ精神医学会の大うつ病の診断基準(DSM-IV)を調べてみましょう。
 

A 以下の症状のうち5つ(またはそれ以上)が同じ2週間の間に存在し、病前の状況とちがう。このうち少なくとも一つは、抑うつ気分、興味または喜びの喪失が含まれる。
 

1 常に抑うつ気分である
2 常にどんなことに対しても興味や喜びの感情が湧かない
3 食事療法をしていないのに、体重の減少や増加が見られる。(1か月で体重の5%以上の変化)また、食欲の亢進や減退が見られる。
4 ほとんど毎日の不眠か睡眠過多が見られる
5 ほとんど毎日の精神運動性の焦燥または制止が見られる
6 常に疲れやすく、気力の減退がある
7 常に無価値観や罪責感がある
8 思考力や集中力の減退、決断困難が見られる
9 自殺を考えたり計画したりする
B 症状は混合性エピソードの基準を満たさない
C 症状は臨床的に著しい苦痛、または社会的、職業的または他の重要な領域における機能の障害を起こしている
D 症状は乱用薬物や投薬によるものではない
E 症状は死別反応ではうまく説明されない
 

このような症状を自覚できるかまたは周囲の人から見てもそう見えるかということが診断基準になります。
 

このほかにうつ状態を評価するための評価スケールなども設けられていて、前述の自己診断ツールなども含まれています。
 

繰り返しますが、自己診断ツールなどの結果は自分がうつ病傾向にあるということを自覚するための参考程度にとどめておいて、夜眠れず朝起きられない、など社会生活にも支障が出るようならば、やはり病院へ行くことをおすすめします。

 

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