インフルエンザ流行いつまで

 

 

寒くなってきたら必ず耳にするのがインフルエンザの7文字。毎年国民の10人に1人が感染しているそうです。
 

そんなインフルエンザの流行はいつ始まって、いつまで続くのでしょうか。そして予防はいつから始めればいいのでしょうか。そんな疑問にお答えします。
 

Sponsored Links

インフルエンザの流行はいつからいつまで?

例年11月に入るとインフルエンザの名前がチラホラと出てきます。12月に入ると本格的に流行を開始して、それが3月まで続きます。
 

12月から3月がインフルエンザの要注意時期です。ただ今年(2016年)は暖冬のためウイルスの活動が抑えられ、ひと月遅れの1月中旬頃から流行しました。
 

このようにその年の気候、新型ウイルスの感染力の度合いにより流行の時期に違いが出てきます。インフルエンザウイルスは気温が低く乾燥した日が続くと活動が活発化します。
 

そのため流行が遅かった今年も2月の急激な寒波により一気に感染が広がりました。そして例年より流行が長期化し5月初旬まで続きました。
 

インフルエンザのA型とB型が時間差で流行

また、インフルエンザにはA型とB型の2種類があり、最初に感染力の強いA型が流行します。それが3月に入り収束を見始めた頃に、今度はB型が流行します。
 

B型は以前の抗体が有効に働くのでA型ほど重症化せず、また広範囲に広がることもなく、ひと月位で収束を見せます。
 

A型ウイルスによるパンデミック

A型ウイルスは人間以外の鳥や豚などにも感染し、複雑な変化をします。突然凶悪化することもあり、20世紀では4回パンデミック(世界的な大流行)が起こりました。
 

  • 1918年~1919年 スペインインフルエンザ(A/H1N1)
    世界中で6億人が感染、死亡者は2000万人とも4000万人とも言われています。日本でも約2380万人(人口の約半分)が感染、39万人が死亡しました。
  • 1957年 アジアインフルエンザ(A/H3N2)
    日本では約100万人が感染、約7700人が死亡。夏まで感染が続き、夏のインフルエンザとも言われ夏に学級閉鎖をするほどで、広範囲に長期間流行しました。
  • 1968年~1969年 香港インフルエンザ(A/H3N2)
    香港から爆発的に流行し、全世界で56,000人以上が死亡しました。日本では約14万人が感染、約2000人が死亡しました。
  • 2009年 新型インフルエンザ(A/H1N1)
    世界214ヵ国で感染、1万8449人が死亡しました。(ただし、発展途上国の死者を入れると28万人が死亡と推計される)日本では約2000万人が感染、203人が死亡しました。

 
このようなパンデミックが起こると、例年の常識は当てはまりません。ウイルスが凶悪化しないことを祈るしかありませんね。
 

インフルエンザの予防接種はいつまでに受ければいいの?

毎年10月中旬頃からインフルエンザの予防接種を開始します。予防接種の有効期間は約5か月です。
 

インフルエンザが流行するのは例年12月から3月までが流行期間(ピークは1月~2月)とされていますので、予防接種は10月から11月までに済ませるのが無難でしょう。ただし、2016年のように暖冬だとインフルエンザの流行時期が遅れ、長引くことがあります。
 

ある程度の予測をたてるのは必要かもしれませんね。気になる方は厚生労働省のホームページでインフルエンザの流行状況を確認されて下さい。
 

全国に5,000もの定点医療機関を設け、どれだけのインフルエンザ患者が受診されたかなどの報告を1週間ごとに集計し、その結果が一目でわかるように「インフルエンザ流行レベルマップ」を公開しています。
 

抗体が出来るまで4週間、流行まえに接種しましょう

予防接種は打ってすぐに効果が出るわけではありません。抗体ができるまで2週間から3週間かかります。
 

また日本では13歳未満の場合は予防接種を2回受けるようになっています。1~4週間あけて2回目を接種するようになっていますが、できれば4週間あけたほうが抗体がしっかりと出来やすいようです。
 

ですので、2回受ける人は早めに受けるほうがいいようです。13歳以上は1回の接種でいいとなっていますが、心配な人は2回受けても構いません。
 

インフルエンザのワクチンは同じ種類を間隔をあけて接種すると効果が増強する「ブースター効果」があるそうです。
 

インフルエンザの流行による学校の閉鎖問題

まずインフルエンザが流行するのは免疫力の弱い子供達からです。幼稚園や小学校で流行りだしたら、次は兄弟がいる中学校や高校へと広がって行きます。
 

学校が冬休みや春休みに入ると、断然感染の数が減ります。学校が感染ルートになっている証拠です。
 

感染者が多くなると学級閉鎖や学年閉鎖、休校などの措置が取られますが、閉鎖の時に元気だった子が、閉鎖が解除された後にインフルエンザに感染するとかなりの日数を休まなくてはいけません。
 

また、A型とB型両方に感染したときは尚更です。この措置の取り方が不適切ではないかという考えも出ているようです。
 

いつまでも空気中に存在するインフルエンザウイルス

「インフルエンザの流行時期さえわかれば、その期間気を付けていればいいのね」と安心してはいけません。実はインフルエンザウイルスは一年中空気中に存在しているのです。
 

ウイルスが元気に活動するのは低温低湿の冬の間です。蒸し暑い夏の間は感染力(活動)が低下しているだけなのです。ですから、体調が悪くて抵抗力が落ちている人はいつ感染してもおかしくありません。
 

また実際に夏にインフルエンザにかかる人も結構います。ただ症状は風邪と同じですし、感染力が弱くなっているので重症化もしにくく、それに夏の間はインフルエンザを見極める「迅速キット」も使用さないため、インフルエンザと診断されにくいようです。
 

まとめ

インフルエンザの流行時期に気を付けるのはもちろんですが、流行時期なのに感染しない人もいれば、感染時期ではない夏に感染する人もいます。インフルエンザにかかるか、かからないかは結局自分の健康次第。
 

要は免疫力が落ちるような無理な仕事や遊びは控えて、一年を通して毎日を健康に過ごすことが大切です。健康は一日にしてならず、毎日少しずつでも自分の身体を気遣ってみましょう。

Sponsored Links