インフルエンザ流行

 

毎年やってくるインフルエンザ、寒くなってくると「そろそろかな」と誰もが思います。
 

ウイルス次第なので○月○日から営業開始…なんてことはないですよね。
 

ウイルスだって、自然の気候、気温や湿度などで活動が変わってくるはずですから。
 

それでも平均的なことを言えば、A型ウイルスは11月~2月頃、そしてA型が終わる頃にB 型が出てきて2月~3月頃の流行となります。
 

時折10月頃に流行ることもあれば、5月頃まで続くこともあります。
 

仕事や行事、持病のある方などやはり可能な範囲で流行時期を知りたいと思いますよね。
 

インフルエンザについてもう少し詳しくお伝えしていきたいと思います。
 

Sponsored Links

インフルエンザ流行前に予防接種を考えている人へ

予防接種の効果は約5か月間

例年通りであれば11月頃からインフルエンザの患者が出始め、12月頃から流行し始めます。そして1月~2月がピークとなります。インフルエンザの予防接種は例年10月中旬頃から行なわれます。
 
接種後効果が出るのに2週間~4週間程かかります。そして、その効果は5か月程続きます。これらを踏まえていつ頃予防接種を受けるか考えると良いですね。高齢の方や幼児、受験生などは早めの接種がいいと思います。インフルエンザの流行情報は、厚生労働省のHP「インフルエンザ流行レベルマップ」を参照にされると良いですよ。
 
現在予防接種は任意で自己負担になっています。料金も各医療機関や自治体で違っていますのでよく調べてみましょう。高くても安くても予防接種はすべて同じ物ですから、家族が多かったり、複数回接種する人はお得なところがいいですよね。
 

賛否両論の予防接種

インフルエンザの予防接種には感染を予防する効果はありません。ですが、インフルエンザの発症と重症化を抑える効果はあるということです。高齢者の死亡率も減らすことが確認されています。
 
けれどワクチンと違う新型ウイルスが流行る効果が無いこともあります。副作用の危険性も言われています。
 
予防接種賛成派、反対派と分かれるようですが、お薬が飲めない妊婦さんや、幼児、高齢者など体力のない方は受けるほうが安心かもしれません。よく考えて判断したほうがいいでしょう。
 

インフルエンザ流行は冬だけ?

ウイルスは夏でも活動している

「インフルエンザは冬にかかる病気」だと思っていませんか。夏でもインフルエンザにかかる人はいます。2009年には「パンデミック(H1N1)2009ウイルス」と命名された新型インフルエンザが春から夏をピークに流行しました。現在の予防接種にはこのウイルスの抗体も入っています。沖縄では近年毎年のように夏にインフルエンザ流行がみられます。高齢者の場合は冬よりも夏の方が多いくらいです。原因の一つとして夏にインフルエンザ流行がある東アジアからの旅行者が増加しているためではないかと言われています。
 

あなたの身近にも潜んでいるかも

ウイルスは暖かくなると一斉に消滅するわけではありません。ウイルスは空気中では存在できず、生きた細胞内でしか増殖できません。ですから夏の間は人や鳥、豚などの動物の細胞に潜み、地味に感染を繰り返して、活動しやすい冬を待っているのです。また一説ではこの間に鳥などの細胞に入り込み「新型」に変化しているとも言われます。
 

インフルエンザ流行の時期に気を付ける事

一年中ウイルスの心配をする必要もありませんが、ウイルス対策は年間を通して有効なので覚えておくといいですよ。
 

部屋の温度と湿度

冬に流行することを考えると、低温低湿の環境がインフルエンザウイルスには快適のようです。実験の結果ウイルスが死滅(壊れやすい)環境は、室温が20度以上、湿度は50~60%が一番いいようです。湿度が高いとウイルスは空中で水滴に当たって壊れたり、落下したりします。乾燥した状態はこの逆で障害物がないので長い間空中に漂って感染のリスクが高まるのです。「だったらもっと湿度を上げよう」と思うかもしれませんが、それ以上だとカビが発生しやすくなりますのでご注意を。
 

のどの粘膜・粘液と免疫力

もう一つ、のどの粘膜を守るためにも湿度は大切なのです。冬にインフルエンザが流行するのは人の免疫力が落ちるからです。免疫力が落ちていれば、人はいつでもどこでも病気になるということです。
 
身体の免疫には二段階あります。一つ目は「粘膜」です。のどや鼻の表面を覆い、ウイルスや細菌をブロックします。二つ目は唾液や鼻水である「粘液」で、粘膜に付いた病原菌を殺菌します。ところが、冬になって乾燥すると粘液の分泌が低下してしまい、インフルエンザウイルスの侵入を防げなくなるのです。
 

腸内細菌が免疫細胞を強くする

ウイルスが鼻やのどを通過してしまったら、体内で撃退するしかありません。そのためには体内の免疫力を高めておくことが必要です。

免疫力を高めるとは、免疫細胞を強くするということ。免疫細胞の7割は腸で作られます。そして免疫細胞を鍛えて強くしてくれるのが腸内細菌なのです。腸内細菌は免疫細胞がウイルスや細菌と戦えるようトレーニング相手になってくれます。腸内細菌の数が多いほどたくさんトレーニングをすることができます。トレーニングに合格した免疫細胞は白血球に入って体中をパトロールし、ウイルスや細菌を撃退します。ですから腸内環境が整ってないと強い免疫細胞が生まれないのです。
 
日頃から腸内環境を整えて腸内細菌を増やすことがインフルエンザの予防につながります。

 

腸内細菌の増やし方

発酵食品を食べましょう。味噌や納豆、ヨーグルトやチーズ、漬物やキムチなどがそうです。
ヨーグルトや乳酸菌飲料などでビフィズス菌や乳酸菌を摂りましょう。
腸内細菌の栄養源になるオリゴ糖や食物繊維(特に不溶性食物繊維)を摂りましょう。豆類や芋類、きのこ類、あとは野菜も全般的に摂りましょう。
加工食品に使われる保存料や食品添加物は腸内細菌の働きを鈍らせます。例えばほとんどの加工食品に使われている合成保存料のソルビン酸は腸内細菌の増殖を妨げると言われていますなるべく加工食品は控えるようにしましょう。
 

ウイルスは紫外線に弱い

実はインフルエンザウイルスは紫外線に弱いのです。夏に流行りにくいのは紫外線のおかげなんですね。3月下旬から日照時間も延び、徐々にウイルスの感染も減っていきます。太陽は有難いですね。私たちも陽射しをあまり嫌わず、紫外線を浴びることで体内にビタミンDの生成を促し感染症の予防や改善に役立つことができます。
 

まとめ

インフルエンザが流行する11月から3月までを何とか乗り切るためには、予防接種の他に室内環境を整えたり、食事に気をつけて免疫力を高めることが大切です。
 

食事をよく噛むことも唾液を多くするので免疫力アップの一助となります。
 

予防接種は100%感染を防ぐことはできないので、やはり一年を通じて免疫力を高めることが安全安心で一番良い方法のようです。

 

Sponsored Links