インフルエンザ潜伏期間うつる

昨日会った人がインフルエンザにかかったと知ったら「もしやわたしも…」と不安になります。
 

子供さんから隣の子がインフルエンザで休んでいたよと聞いたら「次はこの子では」とあわてますが時すでに遅し…ですよね。恐らくその不安は当たっていることでしょう。
 

いわゆるインフルエンザの『潜伏期間』状態です。うつることはしょうがない、では潜伏期間にどう対処したらいいのか。家族全員にやっぱりうつってしまうのか。
 

「今仕事休めないんだよな」とドキドキしているかもしれませんが、発症しないようなアドバイスと潜伏期間についてお伝えしたいと思います。
 

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無自覚な潜伏期間の状態

外出時にはマスクをして、手洗いうがいは頻繁にしていても、半分は気休め程度ですよね。それでインフルエンザにかからないほどウイルスは甘くありません。
 

1ミクロン(1ミリの千分の1)という極小のウイルスは空中に漂い、あらゆるところにくっついています。運悪く体内にウイルスを吸い込むと、20分後には細胞に入り込みます。
 

そして仲間を増やすため『増殖』を始めます。1つのウイルスは8時間後には100倍に増え、24時間後には100万倍に増えるのです。インフルエンザの感染力のすごさがわかります。
 

インフルエンザに感染してから、体に症状が現れるまでの期間を『潜伏期間』と言います。通常24時間後~3日程度で発症します。免疫力が低下している人ほど早く発症します。
 

体内ではウイルスがドンドン繁殖している状態なので、潜伏期間でもインフルエンザは人にうつります。
 

潜伏期間中何か症状が出れば、うつさないように気を付けることができるのですが、幸か不幸か症状はほとんどありません。自分が潜伏期間だと気付かないので平気で人と接触したり、街中に入り込んで感染を広げていくのです。
 

ウイルスの感染経路

インフルエンザ潜伏期間

いつ、どんなところでウイルスに感染するのでしょうか。
まず大きく分けて3つの感染経路があります。
 

  1. 飛沫感染 ⇒ 咳やくしゃみの時に出る唾(飛沫)がかかることによって感染すること。
  2. 接触感染 ⇒ インフルエンザにかかっている人に直接触れるか、病原菌が付着したタオルや食器などに触って感染すること。
  3. 空気感染 ⇒ 空気中に漂うウイルスが皮膚に付着したり、呼吸によって体内に吸い込まれ感染すること。

 
この3つのうちのどれかで感染しますので、同じ空間にいる場合は感染する確率が高くなります。職場や学校などは感染しやすく、特に家庭では狭い空間であり共有する物や、スキンシップも多いので感染しないほうが難しいでしょう。
 

家族はどう対応したらいいの?

家族ですから潜伏期間中でも一緒に過ごすことになります。
 

ただし、病原菌が体内に入っても発症するとは限りません。ウイルスの数が少なかったり、健康で免疫力が強ければ、潜伏期間中にウイルスをやっつけてしまい発症することはありません。
 

それでは家族に出来るウイルスに対応する方法をお伝えします。
 

  • うがい、手洗い ⇒ 接触感染を防ぐためには欠かせません。
  • マスク ⇒ 飛沫感染を防ぐ役目と、手で自分の口や鼻を触るのを防ぐ役割もあります。
  • 加湿 ⇒ 電機の暖房機器は空気を乾燥させるので加湿器を一緒に使うと良いでしょう。ウイルスは低温、低湿だといつまでも空気中に浮遊します。
    ウイルスを減らすには室温は20℃以上、湿度は50%~60%に保つのが一番よく、この状態を続けると97%のウイルスを減らすことができます。
  • 殺菌消毒 ⇒ 共同で使用するものは接触感染する可能性が高いので、エタノールなどで消毒殺菌しましょう。
    特にドアノブ、リモコン、電灯のスイッチ、便座、手すり、受話器、携帯などが要注意です。
  • 睡眠 ⇒ 過度の疲労や睡眠不足は免疫力を低下させます。免疫力を落とさないためにも睡眠をきちんととり、疲れを残さないようにしましょう。
  • 食事 ⇒ バランスの取れた食事を摂り、免疫力を高めます。大根や蓮根、納豆や梅干しやにんにくなどが免疫力を高めます。
  • 床掃除 ⇒ 空中を浮遊していたウイルスも時間と共に落ちていきます。除菌効果がある床用ワイパーで拭くと床に落ちたウイルスが除去できます。絨毯はコロコロで大丈夫です。

 

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家族に感染者が…出勤しても大丈夫?

○自分が感染した場合

社会人がインフルエンザに感染しても対応は各会社で違います。潜伏期間でも十分人にうつり、感染力も高いのでほとんどは会社から「出社停止」が出されると思いますが、医師からの診断書をみせて相談してください。
 

社会人ともなれば責任が伴いますので、健康管理も自己責任。事前に、予防接種を受けておくといいでしょう。
 

  • インフルエンザ予防接種は保険適応外なので料金は各病院に任せられています。(一般的な相場としては大人3000円前後)
  • 大人は1回の予防接種で免疫力をつけることができます。1回目では64%の予防効果。2回目では94%の予防効果があると言われています。
  • 予防接種を受けても100%かからない保障はありません。ただし、感染したとしても重症化を防ぐ効果があります。

 

○家族が感染した場合

自分に感染したのか、または発症するのかわからないので出勤していいものかどうか、判断に困るところです。
 

勤務先でも対応が違うと思います。デスクワークなのか、お客様を相手にするのか、高齢の方や幼児の相手をするのかなど様々ですので、会社とよく相談してください。
 

まとめ

自分がインフルエンザを発症した時、学校のように出席停止が決められていれば気が楽なのですが、仕事となるとそうはいきません。
 

自分ではなく、家族がインフルエンザにかかった場合はほとんどの方が休むことはしないと思います。
 

「ひょっとしたら自分は潜伏期間かも」「人にうつすかも」と「~かも」だけでは日本の企業は休むことができませんよね。
 

日頃より規則正しい生活で免疫力を落とさないようにして、インフルエンザの季節には予防接種を受けるようにしておきましょう。
 

万全を期してもインフルエンザにかかった時には腹を決めて世のため人のため、1週間しっかりと休みましょう

 

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