
ノロウイルスは、一般的には10月~3月ころまで流行します。10月ころから流行のきざしがあり、12月ころにピークを迎え、それから落ち着いてきます。
しかし、まれに夏場にノロウイルスに感染したという話を聞きます。私の知り合いの家族は、夏場に家族全員がノロウイルスに感染してしまい大変だったと言っていました。
このことから、ノロウイルスは一年中感染すると思っていたほうがいいようです。
今回は、ノロウイルスの流行時期についてご紹介しようと思います。
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目次
ノロウイルスの流行時期はいつですか?
ノロウイルスは秋口に発生して冬を迎えるころにピークを迎えます。10月ころに発生して、12月にピークを迎える。その後春先ころまで発生しますが落ち着いてきます。
しかし、ノロウイルスは大変感染力が強く一カ月以上も生き続けるとも言われています。私の知り合いは、夏場に感染して家族全員大変でした。
ノロウイルス感染者の吐瀉物は、正しい処置方法で行うことが大切です。
一年中、ノロウイルスに感染する可能性はありますが、何故この時期に一番発生するのでしょうか?
ノロウイルスの流行時期・冬場に多いのは何故ですか?
冬に出回る牡蠣を生で食べる
ノロウイルスの感染経路に二枚貝を生で食べることがあげられます。
貝の中には二枚貝と巻貝がありますが、巻貝は海藻を食べるので心配ありませんが二枚貝は、微生物やプランクトンを食べます。ノロウイルスが混入しているプランクトンを食べて蓄積していきます。この二枚貝を生で食べることで感染します。
ノロウイルスは低温が好き
ノロウイルスは低温を好みます。このため、夏よりも冬に多く発生します。
排泄・排出されたノロウイルスを適切な処理をしなかった場合は一カ月以上生き続けると言われています。低温が好きなので冬場はもっと生き続ける可能性もあります。
ノロウイルスの流行時期に気をつけたいことって何?
ノロウイルスの感染経路は主に経口感染です。
ノロウイルスの流行時期に気をつけたいこと
- 牡蠣などの二枚貝を生で食べないこと
食べる場合は、85℃~90℃の高温で90℃以上調理しましょう。 - 正しい手洗いをすること
ノロウイルスは大変感染力が強いウイルスです。そのため、正しい手洗いをすることが大切です。手洗いをすることで、二次感染する可能性は低くなります。 - 感染者が調理した料理は食べないこと
感染者が調理した料理を食べることで食品からヒトへと感染します。 - 感染者が触ったドアノブやトイレは次亜塩素酸ナトリウムを薄めた液で拭く
ノロウイルスは少量でも感染します。きちんと予防対策をしましょう。
2015年新型ノロウイルスが流行した
新型ノロウイルスの特徴は
- 潜伏期間がとても短い
- ウイルスが小さい
- 感染力が強い
- 免疫を持っている人が少ない
ノロウイルスは、一度かかったら免疫ができます。しかし、ノロウイルスの種類は現時点でも30種類以上は発見されています。
そのため、一度かかっても別のノロウイルスに感染する可能性があります。このため、一年に何度もノロウイルスに感染してしまう人もいます。
新型のノロウイルスは、今までと違って大変激しい嘔吐下痢症状が起こると言われています。正しい手洗いをして、感染予防に心がけましょう。
まとめ
ノロウイルスの流行時期は10月~3月ころまでです。冬場に流行するのは、ノロウイルスが低温を好むことと、冬場に牡蠣が出回ることが原因しています。
牡蠣を食べる際には、必ず加熱してから食べるようにしましょう。85℃~90℃の温度で90秒以上加熱することで死滅します。
また、正しい手洗いを行い予防を心がけてください。
以上、ノロウイルスの流行期間についてご紹介しました。
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