二日酔い 原因 症状 対策

 

 

お酒を飲んですぐにフラつきや、吐き気、頭痛が起こる人がいます。飲酒後短時間でこのような症状が出ることを「悪酔い」と言います。
 

この悪酔いが翌朝に起こると「二日酔い」 と呼ばれます。では「発熱」や「動悸」は、これも二日酔いの症状なのでしょうか?
 

お馴染みの症状から意外な症状まで、その原因と対策をご紹介します。
 

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二日酔いの原因

お酒を飲むと、アルコールは肝臓で分解されアセトアルデヒドという物質になります。それが更に分解されて最後は炭酸ガスと水になって排出されます。
 

この中間のアセトアルデヒドは吐き気や頭痛・動悸を引き起こす有害物質なのです。
 

肝臓での分解が追い付かず翌朝まで体内にアセトアルデヒドが残ると「二日酔い」となり、様々な症状を引き起こします。ではどんな症状があるのでしょうか?
 

二日酔いの症状・脱水

二日酔いだと思った時点で、脱水症状になっているのはほぼ間違いありません。
 

身体が脱水状態だと頭痛やだるさ、吐き気などを引き起こします。ではなぜ脱水状態になるのか?二つの理由があります。
 

アルコール分解に使われる水分

体内に入ったアルコールを分解するためには、大量の水分が必要となります。ビールなら同じ量の水分が、ワインなら1.6倍の水分が必要です。
 

ですからお酒を飲む前、飲みながら、寝る前、翌朝と頻繁に水分補給を行うようにして下さい。
 

それだけアセトアルデヒドの排出が速やかになり、二日酔いが早く治ります。
 

利尿作用で出ていく水分

アルコールによる利尿作用が脱水状態を起こします。肝臓の働きによりアセトアルデヒドに分解されたあと、尿と一緒に排出されますが、飲んだ分と同じ量かそれ以上の尿を出します。
 

アルコール度数が高いほど利尿作用が強くなります。
 

二日酔いの症状・めまい

お酒を飲むとめまいの症状を起こすことがあります。ひどい時には「治るのに3日もかかった」と言う人もいます。めまいを起こす理由は二つあります。
 

脳貧血を起こす

アルコールを飲むと血管が拡張され血圧が一時的に下がります。すると脳への血流が少なくなり酸素の供給も少なくなります。
 

酸欠状態となった結果、脳貧血をおこして、めまいがひどくなるのです。日頃から立ち上がった瞬間フラッとする人は、お酒を飲むときは用心して下さい。
 

ひどい場合は目の前が真っ暗になり、意識を失って倒れることもありますから。
 

脱水症状によるめまい

脱水症状を起こすとで、めまいやふらつきを起こします。水分補給あるのみです。
 

二日酔いの症状・筋肉痛

二日酔いで筋肉痛、あまり聞かないかもしれませんがこれも意外と多い症状なのです。
 

太もも、片足または両足、背中、全身の関節が痛んだりと場所や痛みの度合いも様々。
 

酔った勢いでどこかにぶつけたかな?と思う人もいるかもしれません。でも痛む理由があるのです。
 

アルコール筋症

アルコールを分解する過程でタンパク質やビタミンを大量に使います。ビタミン不足になった筋肉細胞は損傷を受け、その修復過程の時に起きる炎症の痛みを筋肉痛だと思うのです。
 

筋力トレーニングをした時と同じような症状になりますが、アルコール筋症は筋肉を鍛えたのではなくタンパク質不足が原因です。
 

治すには、不足したビタミンを補うしかありません。卵、鶏肉、豆腐、チーズ、枝豆、アサリやシジミなどがおすすめです。予防目的でおつまみとして一緒に食べるほうがより効果があります。
 

脱水症状による筋肉痛

筋肉痛や関節痛も脱水症状によって引き起こされます。体内の電解質バランスの崩れが原因です。
 

これには水よりもスポーツドリンクや経口補水液で水分を補う方が早く回復します。
 

二日酔いの症状・熱

お酒を飲んだ後「」を出す人も多いようです。37度位の微熱から38度以上の高熱を出す人もいるのですが、これは一体何の熱なのでしょうか?
 

胃炎の熱

一番多いのが飲み過ぎ・食べ過ぎで胃酸が過剰分泌を起こし、胃の粘膜を荒らした結果胃炎を起こして熱が出ます。
 

この場合は、胃腸薬を飲むと早く快方に向かいます。解熱剤は効かないばかりか、肝臓に余計な負担をかけるので、使用しないで下さい。
 

感染性胃腸炎

風邪です。飲み過ぎで肝機能が弱り免疫力が低下したところに、風邪などの細菌にかかってしまった場合の熱です。
 

風邪薬も肝臓に負担をかけますので、先ずは安静にすることです。二日酔いの上、発熱もあると脱水症状を引き起こしてしまいます。
 

体力回復のためにも水分をしっかり補給しましょう。
 

アレルギー性による熱

日本人の半数がアルコールアレルギーを持つか、その予備軍と言われています。お酒を飲むとくしゃみや鼻水が出る人は可能性があります。
 

お酒が飲めない人もアルコールアレルギーです。消毒液で皮膚が赤くなる人もそうです。
 

アセトアルデヒドから出るヒスタミンがアレルギー症状を引き起こして熱が出るのです。他にもかゆみや下痢の症状が現れたりします。
 

二日酔いの症状・下痢

食べ過ぎ

アルコールは胃や腸の粘膜を傷付けながら通過します。胃腸機能が低下した状態ですから、お酒と一緒に食べた物がきちんと消化されずにいます。
 

それに加えて、アルコールは便を出すためのぜん動運動を活発にしますので、未消化のまま出してしまう下痢の症状となるのです。
 

脂物は、アルコールの吸収を抑えてくれるので二日酔いになりにくいのですが、食べ過ぎは下痢を起こしますので、ほどほどにしないといけません。
 

飲み過ぎ

お酒をたくさん飲むと、腸内で吸収できる容量を超えてしまい、そのまま流れ出てしまうことになります。
 

色んな種類を飲むとあっという間に2~3リットルは飲んでしまいます。日頃より加齢による胃腸機能の低下がみられる人は特に御用心下さい。予防は飲み過ぎないことです。
 

消化吸収を助ける豆腐や枝豆、鶏肉、キャベツ、白身魚、長芋などをおつまみにしてペースを落として飲みましょう。
 

二日酔いの症状・動悸

朝起きて動悸がしていたら少し不安な気持ちになりますが、これも二日酔いの症状です。動悸が起きる3つの理由があります。
 

血管拡張による動悸

アルコールには血管を拡張させる働きがあります。すると血流量が低下するため心拍数を上げて血液を全身に送ろうとします。
 

これが動悸が激しくなる原因です。特に病気ではないので安心して下さい。お酒に弱い人は、少量飲んだだけでも動悸が起こります。
 

アセトアルデヒドによる動悸

アルコールが分解されるとアセトアルデヒドという中間物質ができます。これはアルコールより毒性が強く、翌朝まで排出されず体内に残っていると、動悸や息切れの症状を起こします。
 

アセトアルデヒドが体内からすべて出て行けば動悸は治まります。早く出すにはやはり水分が必要ですが、ハチミツ水やトマトジュースは肝機能の働きを手助けしてくれるので、おすすめです。
 

「ウコンの力」や「ヘパリーゼ」などの肝機能を強化するドリンク剤も良いですよ。
 

低血糖による動悸

肝臓はアルコールを「毒」だと認識するので、他の機能を停止してもアルコールの分解を優先します。
 

そのためブドウ糖の供給も止まってしまいます。その結果低血糖となり動悸や頭痛を引き起こします。
 

ハチミツやカフェオレ、バナナなどで糖分を補うと良いでしょう。
 

まとめ

お酒を飲むのは楽しいですが、体の中ではアルコールを分解するのにタンパク質を使ったり、水分を使ったりと結構大変なことになっています。
 

空腹では飲まない、飲むペースはゆっくり、おつまみと一緒に飲む、寝る前と朝はたっぷり水分をとるなど体に負担のかからない飲み方をしましょう。
 

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