頭痛後頭部

 

あなたの頭痛、どこが痛みますか?
 

頭痛は、痛む場所によって、原因も対処法もちがいます。
 

後頭部が痛む頭痛では、命の危険があるような深刻な病気である可能性もあります。
 

お心当たりのある人もないひとも、手遅れになる前にきちんとその特徴について頭に入れておいた方がいいかもしれませんね。
 

では、後頭部の痛むタイプの頭痛についてくわしく見ていきましょう。
 

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後頭部の痛む頭痛、その原因

 

緊張型頭痛

頭痛の中で最も多いのがこのタイプです。
精神的なストレスや、眼精疲労、長時間同じ姿勢でいることによる筋肉の凝りなどが原因です。
 
デスクワークなどで、長時間同じ姿勢でいると、筋肉が緊張して硬くなり血管を圧迫して血流が悪くなります。これによって筋肉の中に老廃物がたまり、周囲の神経を圧迫して痛みを生じると考えられています。
 
後頭部から首への締め付けられるような痛みやじわっとした痛みなどが生じます。めまいやふらつきなどが伴うこともあります。
 

後頭神経痛

首の付け根から後頭部にかけて伸びている神経が刺激されることで痛みを生じます。
 
首の付け根から後頭部がきりきりと痛んだり、ビリッと電気が走ったような痛みを繰り返します。いちど痛みだすと間隔を置いて数日から数週間続きます。
 
後頭部を走る神経には「大後頭神経」「小後神経」「大耳介神経」の3つがあり、どれが刺激されているかによって、痛む場所も変わってきます。
 
吐き気などはないことや圧痛点(押すと痛む点)があることが特徴です。
 

くも膜下出血

くも膜下出血は死亡率が30%から50%と言われている恐ろしい病気です。
 
出血量が多いときはそのままなくなるケースもしばしばです。また、命が助かったとしても、麻痺や言語障害が残ることが多く、どちらにしても大変な病気です。
 
くも膜下出血は脳をおおっている3枚の膜のうち真ん中にあるくも膜の下で起こる出血です。動脈にできたこぶである動脈瘤が破裂することで起こります。
 
後頭部をバットで殴られたような激しい痛みが起こることが特徴です。この痛みは治まることがありません。
 
もし、次第に弱くなっていくようならば、くも膜下出血ではありません。
 
くも膜下出血の予兆
基本的にはくも膜下出血は突然発症することが多いので、予防することは難しいとされています。
 
しかし、脳の動脈瘤によって脳の組織や神経が圧迫されることから、発作の数日前から

  • 血圧の変動
  • いつもとは違う頭痛
  • 吐き気や嘔吐
  • けいれん

といった症状がみられることがあります。
 
このような症状がみられる場合は、すぐに専門の病院で見てもらいましょう。
 
くも膜下出血の予防
脳の血管の異常は外から見えにくいためその危険を察知するのは非常に難しいことです。
 
でも、くも膜下出血にはいくつかの危険因子があることなどが知られています。危険因子を取り除くことも大事です。
 

禁煙を心がける

たばこに含まれるニコチンは血管を収縮させるため、喫煙はくも膜下出血を引き起こす大きな要因です。やはり喫煙は控えた方が良さそうですね。
 

高血圧

高血圧は、脳の血管に高い圧力がかかるため血管破裂のリスクも上がります。塩分を控えたり運動して肥満を防ぐなど高血圧を予防しましょう。
 

コレステロール

コレステロールの値が高いことは、動脈硬化の原因となりその結果高血圧やくも膜下出血の誘因になります。
 
高脂肪高カロリーの食事を控え、野菜や海藻類、豆類などをバランスよく食事に取り入れましょう。食物繊維はコレステロールを下げる効果があります。また、適度な運動を取り入れて肥満を予防しましょう。
 

高血圧や喫煙、飲酒の習慣がある人は普段の生活を見直すことが、くも膜下出血の予防につながります。

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