インフルエンザ症状子供

 

インフルエンザは風邪よりも症状が重く、進行が早いのが特徴です。
 

インフルエンザが流行りだしたら子供さんの様子に気を配って下さい。
 

子供さんはまだ風邪の経験が少ないため自覚症状をうまく感じ取れなかったり、伝えることができません。
 

熱があるときも体温が上がることでテンションも上がり周囲には普段より元気に見える事もあるのです。
 

インフルエンザだと診断された後もやはり辛さをうまく言葉に出来なくて子供はもちろん看病する親も、もどかしさを感じたりします。
 

子供のインフルエンザがどういうものなのか知っておくことで落ち着いて看病できますね。
 

ここではインフルエンザの症状の中で特に微熱や下痢、熱や吐き気についての症状をお伝えします。
 

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子供のインフルエンザの症状|微熱

 

予防接種で発症を抑える

予防接種を受けると0~15歳では1回の予防接種で68%、2回の摂取で85%の発症を抑えることができるため、近年予防接種の意識が高まっています。
 

そのためインフルエンザに感染しても発症しないか、しても微熱などの軽い症状ですむことがあります。
 

微熱でもウイルスは体内にいます

微熱だから放っておいても大丈夫…ということはありません。インフルエンザは風邪とは違い微熱でも、急激に具合が悪くなったり全身に倦怠感や関節痛の症状が出たりします。
 

症状はひどくなくてもウイルスは体内で増殖をはじめているので、家族や周囲にも感染させる力は十分にあります。早めの治療を心がけましょう。
 

子供のインフルエンザの症状|下痢

下痢も辛い症状のひとつですね。
 

原因は二つあります。
 

腸に入り込んだウイルスによる下痢

ウイルスが腸に入り込むと、体は異物であるウイルスを早く排出しようと分泌物を過剰に出します。そのため排出時の水分量が多くなり下痢となるのです。
 

つまり、ウイルスを排出するための行為ですので、無理に下痢を止めることはよくありません。けれど、下痢には腹痛も重なって起こるので、早く止めてあげたいのも親心。症状がひどくなったり長引く時は医師に相談してください。
 

タミフルの副作用による下痢

抗インフルエンザ薬のタミフルの服用により、腹痛や下痢の副作用を起こすことがあります。
 

けれど本当に薬の副作用かどうかは素人判断では難しいので、勝手な判断で服用を止めないようにしましょう。
 

タミフルを途中でやめることで、タミフルの成分を学習したウイルスができてしまいます。そうなるとタミフルが効かなくなる可能性が出てきますので、必ず医師に相談してください。
 

こまめに水分補給をしてあげる

親ができることは、脱水症状にならないよう水分補給に気を付ける事。下痢により塩分も失われますので(熱があれば尚更です)スポーツドリンク経口補水液を飲ませてあげましょう。
 

子供用イオン飲料も市販されています。みそ汁も良いですね。また、リンゴジュースやニンジンジュースは整腸作用を促し下痢を鎮めるサポートをしてくれます。子供さんにはこの方が飲ませやすいでしょう。甘すぎるときは水で薄めて飲ませましょう。食事は食欲がなければ無理に食べる必要はありません。
 

子供のインフルエンザの症状|高熱

寝る子は治る

インフルエンザの特徴は急激に出る高熱ですが、子供も同じです。ただ、子供の場合は平熱が高いため熱が出ても意外と平気だったり、気付かずに走り回って病状が悪化するケースがあります。
 

動き回ると体力が奪われるため免疫力が下がります。つまりインフルエンザウイルスを撃退する力が落ちて回復が遅れるということです。実際人の体内では寝ている間に体の悪い部分を修復し、免疫物質も作られますので、安静にさせることが一番の薬なのです。
 

解熱剤の多様は危険

熱が高いからと言ってすぐに解熱剤を使う親が増えてますが、それはかえって危険な行為です。
 

高い熱を出すことでウイルスを退治し、体を守っているのです。解熱剤を使うことはウイルス退治の邪魔をし、病気を長引かせているのです。しかも、解熱剤を使うことで合併症を引き起こす可能性もあります。
 

インフルエンザ脳症(脳炎)」と言って日本では毎年100~300人が発症し、脳に後遺症が残ったり、死亡するケースもある危険な病です。
 

完全回復する人は半分以下だと言われています。インフルエンザにかかって0~2日以内に発症します。症状は意味不明の言動とったり、理由もなく怯えたりします。
 

はっきりした原因はいまだに不明ですが、「解熱剤の副作用」や「インフルエンザA香港型からの合併症」が原因とみられています。
 
ちなみに厚生労働省が、インフルエンザにかかった子供に使用してはいけない解熱鎮痛剤を勧告しています。
 
サリチル酸系製剤
ジクロフェナクナトリウムを含む製剤
メフェナム酸製剤

 
これらは15歳未満のインフルエンザ患者には使用が禁止されています。市販の薬にも入っている成分なので、安易に市販の風邪薬を子供に与えるのは控えましょう。
 

子供のインフルエンザの症状|吐き気

胃に入り込んだウイルスによる吐き気

インフルエンザウイルスが胃にとどまり炎症を起こすことで吐き気の症状が出ます。吐いた後は胃腸の動きが悪くなっているので、食事は控えた方がいいでしょう。
 

また、食欲もないと思いますが、水分だけは必ず摂るようにしてください。下痢の時と同様塩分が含まれているスポーツドリンクや経口補水液がいいでしょう。
 

ただウイルス性の嘔吐の時は胃が受け付けなくなっているので、おちょこ1杯分をこまめに飲ませてあげるようにしましょう。
 

柑橘系は吐き気を強めますので飲ませないでください。吐き気が強すぎて薬や水分が摂れない場合は、病院で点滴治療を行うこともできます。
 

家族への感染予防策

ウイルスは飛沫感染、接触感染で起こります。
下痢便や嘔吐物には大量のウイルスがいますので、扱いには十分に注意が必要です。
 

素手では触らず必ず手袋やマスクを着用してください。でも実際は完全武装で我が子を看病する親はいないですよね。
 

せめて他の家族に感染しないように手洗いや消毒を頻繁に行い、洗濯物は別にしましょう。消毒といってもウイルスにアルコール除菌は効果がありません。
 

塩素系漂白剤などの次亜塩素酸ナトリウムで消毒しましょう。ただし市販のものをそのまま使うと強すぎるので、50倍~250倍に薄めて使用します。
 

素手で直接触らないように注意してください。

 

まとめ

子供は自分の症状をうまく大人に伝えることができません。
 

周囲にインフルエンザが発症したと聞いたら、注意深く子供さんの様子を見てあげましょう。
 

抗インフルエンザ薬は48時間以内の服用でないと効き目がありませんので、早期発見が大切となります。
 

インフルエンザは風邪よりも重症化することがありますので、完全に回復するまで目を離さないで見守ってください。
 

同時に感染病ですので、家族が感染しないように手洗いや嘔吐物の処理などには十分気を付けましょう。

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