溶連菌の感染経路

 

 

幼稚園や学校で、「冬」や「春から夏」にかけて流行する溶連菌感染症。集団生活をする子供たちの間で大流行します。
 

溶連菌自体は、弱い菌ですがその感染力はとても強いため周りに溶連菌感染症の人がいたら注意が必要です。
 

溶連菌は、どこにでも存在する細菌で、特に人の咽頭部や皮膚上に普通に常在しています。この溶連菌、いったいどうやって侵入してきたのでしょう?
 

そこで今回は、溶連菌の感染経路について詳しくご紹介しようと思います。
 

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溶連菌の感染経路はどこから?

溶連菌の感染経路は二つあります。
 

  • 飛沫感染
  • 接触感染

溶連菌の飛沫感染

溶連菌は、感染した人のクシャミや咳などから感染します。また、唾液からも感染します。
 

感染をしている子供の症状が軽い場合、感染に気付かず普通に登園・登校をすることがあります。その子がしたクシャミや咳などから感染します。
 

溶連菌の接触感染

溶連菌は、皮膚症状もあります。発疹ができた皮膚に接触することで感染します。
 

また、感染者が使用したコップやタオルなどからも感染するので、使用する際は別々にして感染拡大を防ぎましよう。
 

小さなお子様を遊ばせる場合は、おもちゃにも気をつけましょう。感染者が舐めたおもちゃを触って、触った手を口に持っていくことで感染する可能性もあります。
 

溶連菌の感染経路を絶つにはどうしたらいいの?

溶連菌は、どこにでもいる細菌なので感染経路を完全に絶つことは不可能です。しかし、極力予防をすることはできます。
 

  • 手洗い・うがいを徹底する
  • マスクを着用する
  • 同じタオルや食器を使わない
  • 水分補給をする
  • 感染者が食べたものは食べない

溶連菌・子供だけではない。子供から大人への感染経路

溶連菌感染症は主に3歳から15歳までの子供に多く感染する病気です。しかし、まれに子供から大人に感染することもあります。
 

溶連菌は潜伏期間に感染することはほぼありません。発症したとき、一番感染力が強いため、子供を看病をしている大人に感染することがあります。
 

大人は免疫力が強いので溶連菌に感染することはあまりないのですが、生活習慣の乱れから免疫力が低下していると感染してしまいます。
 

実は、子供から大人に感染する原因はほぼこの免疫力が関係しています。免疫力をアップするために、生活習慣を見直すことも大事です。
 

出産時、妊婦が気を付けたいB群連鎖球菌の感染経路

溶連菌には、A群B群C群D群と4つのタイプがあります。溶連菌感染症は、主にA群溶血性レンサ球菌です。
 

実は、妊婦が感染していると心配な溶連菌が存在します。

B群溶血性レンサ球菌(GBS)がいます。この細菌は、普通に泌尿器や生殖器に常住しています。普段は悪さもしない大人しい最近です。
 

しかし、妊娠して出産するとなると話は違ってきます。
 

出産の際、赤ちゃんに感染する可能性がある

産道を通るとき、赤ちゃんに感染する可能性があります。
 

赤ちゃんに感染するとどうなる?

  • 髄膜炎
  • 敗血症
  • 肺炎

赤ちゃんが感染するととても危険です。
 

赤ちゃんが感染しないためにとる処置

現在は、全ての妊婦に培養検査を行います。もしもGBSに感染している場合は出産のときに、抗生剤の点滴をしながら出産に臨みます。
 

こうすることで、産道を通る赤ちゃんへの感染を防ぐことができます。念のため、生まれてきた赤ちゃんも感染していないか検査を行います。
 

赤ちゃんが感染している場合は、大人と同じように抗生剤での治療をします。
 

まとめ

溶連菌の感染経路は、飛沫感染・接触感染です。感染を予防するには、手洗いうがいを徹底することが大切です。
 

また、感染者と同じタオルやコップを使用するのはやめましょう。妊婦がGBSに感染すると、出産のときに赤ちゃんに感染する可能性があります。
 

現在は、全ての妊婦が培養検査をして感染しているか確認をします。結果が陽性の場合、出産のときに抗生剤が入った点滴をして出産に臨みます。
 

こうすることで、赤ちゃんへの感染を予防します。もしも、赤ちゃんに感染してしまった場合は、大人と同じように抗生剤での治療を施します。
 

以上、溶連菌の感染経路についてご紹介しました。
 

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