溶連菌の検査方法

 

 

溶連菌感染症は子供に多い病気です。一年中溶連菌は、いたるところにいますが感染のピークは「冬」また「春~夏」です。
 

溶連菌の種類にはいろいろありますが、主にA群βレンサ球菌が90%をしめます。溶連菌感染症の検査は主に3種類あります。この他にも症状別の検査方法があります。
 

今回は、溶連菌の3種類の検査方法と、症状別の検査方法をご紹介しましょう。
 

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溶連菌の3つの検査方法について

  • A群β溶血性レンサ球菌迅速診断キット
  • 培養検査
  • 血液検査

以上3つの検査があります。以下詳しくご紹介します。
 

A群β溶血性レンサ球菌迅速診断キット

この検査は、A群β溶血性レンサ球菌のみの検査になります。判定は5分ほどで確認できます。陽性が強い場合は、2分程で確認もできるそうです。
 

検査方法

  • 検体採取用の綿棒で喉の粘膜をとる
  • 検体を試薬にまぜて判定します。

抗生剤を服用している場合は、判定が難しくなります。また、溶連菌感染症の疑いがある場合、初期の場合などは陰性とでる場合もあります。
 

培養検査

喉の粘膜を綿棒でこすって細菌を培養して、顕微鏡で調べる方法です。
 

溶連菌だけでなく、ほかの細菌も調べることができます。そのため、より確かな抗生剤を処方することができます。
 

専門の検査会社へ依頼するので検査結果は数日から1週間ほど時間がかかります。また、抗生剤を服用している場合、判定は難しくなります。
 

血液検査

血液中の抗体を調べて検査します。溶連菌以外の病気を発見することも可能です。血液検査は、急性期の診断にはあまり使われません。
 

血液検査で白血球の増加や、炎症の数値などを調べて判断基準にします。溶連菌感染症の場合は、A群β溶血性レンサ球菌迅速診断キットを多く使用します。
 

溶連菌・感染後に受ける検査方法

溶連菌は、抗生剤を服用後24時間くらいすると感染力が弱まります。この時点で、症状が軽い場合は登園や登校することもできます。
 

しかし、抗生剤の服用をストップすると菌は身体の中にずーと保有していることになります。溶連菌を死滅させずにいると、合併症をおこす可能性がでてきます。
 

そのためにも、処方された抗生剤は飲み切るようにしてください。
 

感染後に受ける検査方法

  • 合併症の腎炎が心配な方は尿検査をする

感染後、症状が軽くなって抗生剤を飲み切ってから、もう一度病院にいきます。
 

  • 尿検査の必要性

腎炎が心配な方は、尿検査をすることで診断できます。特に問題がなければ、完治したとみなされます。
 

妊婦がうけるGBS検査方法

妊婦が心配な溶連菌は、B群溶血性レンサ球菌です。妊娠後期に検査をします。
 

GBS検査

陽性と判断されると、出産のとき抗生物質を点滴しながら行います。これは、赤ちゃんが産道を通るときの感染を防ぐためです。
 

しかし、過度の心配は母体によくありません。母親のGBS検査が陽性でも、実際に新生児にGBS感染症が発症するのは約1%と、とても低い数値です。
 

それに、多くの妊婦さんは、GBSに免疫や抗体を持っているため、それが赤ちゃんに移行します。抗生物質を点滴しながらの出産になるので感染を防ぐことができます。
 

まとめ

溶連菌の検査方法は、主に3種類あります。
 

  • 迅速診断キット
  • 培養検査
  • 血液検査

この他に
 

  • 尿検査
  • 妊婦のGBS検査

などがあります。陽性の結果がでたら、抗生剤が処方されます。必ず飲み切って、身体から完全に溶連菌を死滅させましょう。
 

以上、溶連菌の検査方法についてご紹介しました。
 

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