痛風食事

昔々、痛風は贅沢病として裕福な人々がかかると言われた病気でした。

白子を食べたり、魚卵を食べたり、大酒のみであったり、人々が日常ではなかなか食べない物を食べられる世相の人々に多いと言われた病でした。

ですが、現代は飽食の時代と言われ、食に対してみんな、それ相応の物が食べられるようになりました。

食の欧米化、食生活の不規則さは日本人みんなに当てはまるようになっています。そして、訪れた時代は誰もが痛風になるかもしれない時代です。

では、そんな痛風に対しての知識を持て、生活習慣病である高尿酸血症を撃退しましょう。

それには、

やはり、「食」が関わってきそう

です。

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痛風とは

高尿酸血症を痛風と言います。

血液検査にて尿酸値が、7.0mg/dlを越えると発症すると言われ、この値を越えた頃から徐々に関節炎などの症状を呈します。

まずは、足の親指の付け根が炎症を起こし、それがうずいて「風が吹いても痛い」激痛が走る為、「痛風」と呼ばれるようになっています。

尿酸ってなに?

尿酸とは、肝臓で分解された代謝産物で、いわば老廃物を指します。

これは、通常排泄されなければならないものですが、尿酸を過剰に作り出しやすい体質の人や、もともと尿酸の代謝が悪い体質の人は、身体に溜めこみやすく痛風を発症し易いと言われています。

これを溜めこんでしまうと、結晶化します。それが、関節や腎臓、尿路に蓄積すると結石を作りだし、各所にダメージを与えます。

関節炎、腎臓結石、尿路結石の病名は聞いたことがあるでしょう。

どんなダメージを与えるの?

関節:足の親指の第一関節を筆頭に、足の甲、足首、くるぶし、膝、手の指の関節など、多くの関節に炎症をもたらします。

腎臓:腎臓に尿酸が蓄積すると、腎炎、腎結石をもたらし腎機能低下、引いては老廃物や尿の排泄力、尿の生成力低下を持って、より尿酸や他の老廃物を溜めこみやすくなり、腎不全にも陥るようになります。

尿路:尿管や尿道に尿酸の結晶が溜まると、まず、尿が排泄しにくくなります。激痛、頻尿、残尿感を呈し、排尿障害がおこります。

石を出さなければなりませんが、痛みと苦痛が強くなかなかうまくいきません。そして、何とか排尿される時、血尿等の粘膜損傷を来たすことがあります。

じゃぁ、一体どうすれば良いの?

高尿酸血漿にならない為には、尿酸を溜めこまないことが大切です。

プリン体の多い食品の制限、アルコールの制限、有酸素運動やストレスをためない生活、規則正しい生活を送る必要があります。

特に、プリン体は一日400mg以下し、尿酸血を下げられるよう注意が必要です。なにより、贅沢病とは昔の話で、今では生活習慣病として広く知られる疾患です。

痛風にならない為の食事

1.まず、なにを知らなければならないかと言うと、プリン体を多く含む食材について知識を持っておかなければなりません。

※100g当たり300mgを越えるプリン体を持つ食材
鶏のレバー、イワシの干物、白子、アンコウの肝、にぼしなど

※100が当たりプリン体200mg以上300mg以下の食材
豚や牛のレバー、カツオ、イワシ、サンマやアジの干物

2.逆に、プリン体の少ない食材を知っておきましょう。

○100g当たりのプリン体50mgから100mg以下の食材
ほうれんそう、カリフラワー、ハム、ベーコン、豚ロース、豚バラ、牛肩ロース、うなぎなど

○100g当たりプリン体50mg以下の食材
海藻、キャベツ、トマト、ニンジン、白菜、大根、そば、うどん、パン、お米、穀物、卵、牛乳等の乳製品、豆腐、かずのこ、すじこ、魚肉ソーセージなど

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高尿酸血症の人の味方!!尿酸血を下げる食事

まず、痛風になれば尿酸血を下げる努力が必要です。

1.海藻類

海藻のフコイダンと言われるネバネバ成分は、尿酸血を下げるよう働きます。わかめ、ヒジキ、昆布、がごめ昆布など

2.緑黄色野菜や葉物野菜の食物繊維は、尿酸血を流します。

ほうれんそう、ごぼう、ニンジン、キャベツ、小松菜、ナス、サツマイモ、サトイモなど

3.カリウムの多い果物も尿酸血を下げます。

バナナ、柿、グレープフルーツ、リンゴ、メロンなど

4.脱水予防で尿酸値を下げる。飲み物も大切です。

一日2 リットル以上の水分摂取は、排尿を促し尿酸値を下げます。ですが、カフェインやアルコールなどの利尿作用の高い飲み物は別です。

身体が脱水となり、尿酸排泄を妨げるため注意が必要です。

痛風対策が出来る食事とは?

では、食事が重要と言われても、何に注意した生活が必要なのでしょうか?

1.カロリー制限と、バランス良い食事

肥満は痛風を悪化させます。適正なカロリーで体重管理、健康管理が必要です。

BMIを意識して、適正体重が保てるように食事制限を行いますが、急激な食事改善、カロリーカットは、身体に良くないので少しずつ適正に戻していくことが必要です。

一日自分は何キロカロリー摂取しているのかと考え、しかし、本当に必要な量は?と考える必要があります。

成人男性であれば、知らず知らずのうちに一日3000Kcal摂取している人もいます。ですが、本来であれば2200Kcal程度で良い男性もいます。

プラス800Kcalをカットすることになります。なかなか難しいですね。そんな時には、一日100Kcal、200Kcalの減量から始め、数カ月かけて徐々に適性に戻すことで結構です。

急激な食生活の変化はストレスがかかります。高尿酸血症の原因として食事もありますが、強いストレスが原因となる事もありますので、急激なダイエットによるストレスも考えものです。

2.アルカリ性食材と食物繊維の多い食事

尿酸の蓄積は、身体が酸性に傾く為に起こります。よって、食べ物で身体をアルカリ性にもっていくことが必要です。

海藻類、穀物、魚類など、余分な脂肪やプリン体の少ない食材、また、血液の質が良くなるようなDHAやEPAなどの良質な脂、野菜や果物の食物繊維の多い食事で尿酸を上手く排泄できるような食事が必要です。

美味しいものにはプリン体が豊富と言われています。やはり、日本人には日本人本来の一汁三菜のようなバランス良い食事が必要です。

食の欧米化によりファストフード、インスタント食品などを摂りやすい時代となりました。その結果、若者でも痛風を発症し易くなっている現状があります。

3.水分摂取と軽い運動で尿酸を流し出す。

運動は、食事との関連はありませんが、排泄といった面で密接な関係があります。汗として流すことができる尿酸は、有酸素運動が良いと言われています。

力を込める無酸素運動は、逆に乳酸を筋肉に溜める為、尿酸も上昇します。よって、水分をしっかりと摂って尿として尿酸を出し、汗とともに尿酸を出せるウォーキング、ジョギングなどが高尿酸血症治療に有効です。

まとめ

生活習慣病の一つとなった高尿酸血症ですが、自分の生活でその行く末を左右されるようです。

この一週間、食べている食事を思い出してください。そして、プリン体の多い食事をどれだけっとっているのか、また、食物繊維や海藻等のアルカリ性食材をどれだけ摂れているのかを振り返ってみましょう。

今から始められる食生活の変更、食事内容の見直しで、痛風の激痛を感じない未来を手に入れましょう。

 

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