痛風炎症反応

関節が腫れていたんだ時、何の疾患なのか考えます。
大体がただの関節炎、使い痛みではないかと想定します。

でも、痛風の痛みは激痛でただならない事態ではないかと思います。
ましてや自分が痛風などと思わない人もいるでしょう。

ネットサーフィンをして、「痛風?」「リウマチ?」何?と情報が錯綜し混乱してしまう事があるでしょう。
では、そんな自分が本当何の病気なのか知る為に必要な鑑別法があります。

正しい専門機関に行かなければ、その苦痛を長引かせ、苦しみと不安の日々が続くこととなります。
では、痛風と関節リウマチについて少しお話します。

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朝、起きたら動けないほどの足の激痛が!?これは、痛風?

身に覚えがありませんか?

「昨夜、暴飲暴食をした」「晩酌で鶏モツやホルモン鍋をたらふく食べた」「過労続きで休めていない」このような覚えがありませんか?

その翌朝、足の親指の第一関節が腫れて、どうにも動けないほどの痛みから会社に行けない症状を呈する事があります。
それは、痛風かもしれません。

医療機関を受診しなければ診断することは難しいですが、痛風の初発症状は、足の親指の第一関節の関節炎から始まると言われています。

そして、尿酸の蓄積の程度と進行度合いにより、足関節、アキレス腱、足の甲など、下からあらゆる関節に炎症を来たし、痛みを伴うと言われています。

その炎症は内臓にもおよび、尿量の減少を感じたり、顔が黄疸で黄色っぽくなったり、膀胱に尿酸結晶が溜まることで残尿感や排尿時の激痛を感じることもあります。

医療機関を受診すると、尿酸値の血液検査を行いその診断が下されます。
血清尿酸値7.0mg/dl以上になると、痛風発作が起きやすいと言われています。

このような症状を感じた時に痛風を疑い医療機関の受診が必要です。

足じゃないんです!!手が強張ってうごきません。関節リウマチって?

関節リウマチは、自己免疫性疾患で、白血球が自分の細胞を異常と判断して排除しようと攻撃することで起こる疾患です。

初発症状は、痛風と異なり手の関節の変形や、起床時の手のこわばりで動き難さを感じ、身体の異変に気付きます。

痛風との違いは、上半身からの症状を感じるところです。
また、この疾患の特徴として左右の関節が対象して炎症や変形をおこすと言う事です。

右だけ、左だけと言う事はなく、左右共に異常をきたす特徴があります。

痛風は、まず親指の第一関節の炎症が多いと言われ、一週間程度で症状緩和しますが、関節リウマチの関節異変は、複数の関節が一気に異変を来たし、痛みが継続して緩和しないことも特徴です。

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痛風とリウマチの鑑別法

1.上半身の関節か?下半身の関節か?

初発症状が、上半身の炎症は、関節リウマチを疑い、下半身の炎症は痛風を疑います。

2.関節痛は、一時治まると気があるか、絶え間ない痛みの持続があるのか?

一週間程度で病む痛みの発作は痛風を考え、止まない痛みは関節リウマチを疑います。

3.関節炎は一か所か、複数か?

痛風は、一か所でも関節炎を伴う事があり、関節リウマチは手の指から始まることが多いですが全身各所に複数炎症を起こすことがあります。

4.関節炎は左右対称か、対称性を感じない関節炎か?

痛風は、一か所の関節炎、限局した痛みを伴いますが、関節リウマチは、左右対称、複数関節の異常をきたします。

5.肥満や高脂血症、高血圧などの生活習慣病を持っていないか?

痛風は、生活習慣病を複数併発する事があり、肥満傾向の人に発症し易いと言われています。関節リウマチは、リウマトイド因子が陽性の人に起こる疾患で、肥満などの要因は含みません。

6.性別は?

痛風は、女性については女性ホルモンの影響でかかりにくいと言われ、男性患者が多数と言われています。逆に、関節リウマチは、原因不明で女性に多いと言われています。

関節リウマチの治療とは違う、痛風の苦痛を緩和方法とは?

関節リウマチは、関節の炎症を引かせる為に、消炎鎮痛剤を使用する事がありますが、これにステロイドを使用する事があります。

ですが、痛風治療には、絶対にステロイドを使用しない方法で消炎鎮痛を図ります。
痛み止めとして、非ステロイド性の鎮痛薬を処方されるのが痛風治療です。

よって、正しい診断で処方された内服薬でなければ、痛風は悪化する事があります。

なぜなら、痛風はステロイド(副腎皮質ホルモン)の分泌で、尿酸の産生が多くなったり、排泄しにくくなることが考えられる為です。
では、痛風発作の緩和にはどのようにすればようでしょうか?

1.安静療法

動かず、安静を保つことが大切です。
過労、ストレスでも起こりうる痛風は、休むことにより代謝、排泄をし易い臓器環境をもたらすことが大切です。
また、局所を無理に動かすと関節に負担がかかり症状悪化、症状持続の長期化をもたらす為、安静が必要です。

2.冷却療法

炎症を引かせるためには冷やすことが先決です。氷枕や氷嚢で冷やせれば早いのですが、痛む関節にこれらを当てることは難しいでしょう。

冷シップや、患部の下にアイスノン等を置いて冷やすことはできるでしょう。

3.挙上療法

安静に冷やしながら、患部を心臓より高い位置に挙げることでより効果的な痛み緩和が期待できます。

炎症物質を心臓へ送り返すことができ、血流を患部に集めないことで炎症を引かすことができます。
枕などを用いて高くする治療法があります。

4.薬と水分をしっかりと飲む。

消炎鎮痛剤は、痛みがピークになれば効きにくくなります。早めに内服すると、その激痛を抑えられる為、我慢せず用法用量を守って服用しましょう。

尿量を多くして尿酸の排泄を助長する事も大切です。水やお茶などの刺激性の少ない水分を多量にこまめに摂りましょう。

■まとめ

まさか自分が痛風と疑う人も少ないでしょうし、関節リウマチかもしれないとピンとくる人も少ないでしょう。

ですが、情報化社会がもたらす情報のさくそうで、人々を混乱させている事があります。
正しい診断は医療機関の専門家に任せましょう。

この痛みは通常ではないと感じることは、痛風も、関節リウマチも同様でしょう。
その疑問や不安を早期に解消する為にも、早期の医療機関受診をお勧めします。

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