痛風合併症

痛風の合併症についてお伝えします。
 

関節が痛むだけならまだしも、知らないうちに内臓までも傷めている「尿酸」を溜めこまないよう、我々は日常に努力が必要です。
 

肝心、要の「肝臓」「腎臓」を脅かす怖い病気が「痛風」です。

 
では、痛風の合併症に対する理解と、痛風を悪化させる尿酸を減少させる方法を学び、痛風発作に負けない体を作りましょう。
 

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痛風発作の原因は?

痛風発作の原因は、尿酸値の上昇です。尿酸は、身体の中にあるプリン体と言う成分と、食事から摂取されるプリン体を肝臓が分解することで起こる老廃物の名前です。
 

じゃぁ、痛風にならない為に、肝臓が尿酸を作らなければ良いと考えられるでしょうが、プリン体は、身体を動かずエネルギーとして糖質と別なエネルギー源で必要と言われています。
 

常に身体の中に蓄えられているプリン体は、身体に無くてはならない存在なのです。
 

プリン体を分解し、エネルギーに変換したあと、老廃物として残った「尿酸」は、不要物です。
 

便にしろ、尿にしろ、身体の毒素にしろ、身体の不要物は、排泄されなければならない存在です。溜めこむと、次の毒素を生みだし、体内環境を悪化させます。
 

尿酸が上昇する原因は、尿酸を多く作り出す体質、作りだされた尿酸を排泄しにくい体質、この両者の体質を併せ持つことで起こります。
 

食生活の欧米化、食や嗜好の変化、暴飲暴食、アルコールの多飲、生活リズムの変調、運動不足、ストレス、過労、体質や遺伝も要因と言われています。
 

以前は中高年の病気でしたが、現代では、20歳代後半、男女問わず発症すると言われています。
 

何処が悪くなるのか?痛風の合併症

1.関節炎

尿酸の蓄積により、足の親指第一関節から始まる炎症を知っていることでしょう。
 

正しくコントロールされなければ、足の甲、足の関節、アキレス腱などにも尿酸結晶が溜まり、痛風発作を悪化させると言われています。
 

関節組織、筋組織にはびこる様に結晶が沈着し、その結晶はとげとげしている為により、組織や関節内を傷めつけるそうです。
 

2.痛風腎

痛風による腎臓へのダメージは必須です。
 

肝臓で代謝された尿酸は、一日700ml生産され、尿として500mlは排泄されると言われています。
 

その尿を生産するのが腎臓です。尿酸値が高いと、腎臓にも結晶をもたらします。とげとげした結晶は、もろに腎臓臓器を襲撃します。
 

腎機能低下、尿の生成や濃縮能力の低下、尿量減少を来たし、より「尿酸」を排泄しにくくします。そして、尿酸を溜めこみ、より一層の症状悪化を来たすのです。
 

腎機能低下がきっかけで、腎不全、尿素や尿酸、毒素の蓄積は、腎臓以外にも影響をもたらします。尿毒症、脳症への進行、肝機能低下、肝不全をもたらします。
 

腎不全による尿毒症の結果志望する痛風患者さんは、実に40%を占めると言われています。
 

3.肝不全、肝性脳症

腎臓が機能を低下し、毒素が溜まり続けると、アンモニアが体内に蓄積し、肝臓を傷めます。肝臓機能低下は、プリン体の分解、尿酸排泄を抑制し、より痛風を悪化させます。
 

肝不全、肝性脳症を引き起こす事もあります。肝性脳症は、身体に尿素から発せられるアンモニアが蓄積し、血液循環を元に脳内に侵入、脳にダメージを与えることで起こります。
 

黄疸、意識障害、羽ばたき振戦を伴い、肝不全からの肝性脳症で、多臓器不全を伴い死に至ります。
 

4.心不全

肝臓と腎臓の機能が低下すると、循環器への影響も甚大です。
 

もともと痛風患者さんは、肥満や生活習慣病を併発するケースが多く、動脈硬化や高血圧を伴う事が多いと言われています。
 

循環器系の危険性がはらんでいるうえに、腎機能低下で排泄しにくい体質となり、毒素をためやすくなります。
 

浮腫みや代謝異常、心臓に返る新鮮で綺麗な血液、充分な血液量が賄えず、心不全は進行します。
 

循環血液量を維持できないこと、心臓のポンプ機能を維持できないこと、脳のダメージによる心臓への伝導系指令が円滑にいかないことにより、心不全の進行、全身所帯の悪化を来たします。
 

5.脳血管障害や生活習慣病のリスク

脳血管障害が生活習慣病である事を知っていることでしょう。この他にも、糖尿病、高血圧、脂質代謝異常などの生活習慣病を合併症に含みます。
 

尿酸の上昇により、老廃物を蓄積した血液は、ドロドロ血液となり動脈硬化を進めます。それが要因となり、生活習慣病を進行させると言う事もあります。
 

生活習慣病が引き金で痛風も悪化し、負のスパイラルの突入するとも言われています。
 

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尿路結石と膀胱結石の恐怖

尿路や膀胱に石が溜まると言う事を聞いたことがありますか?
 

その石が「尿酸結晶」です。

 
これが溜まると、尿が出にくい、排尿時痛がある、残尿感があると不快感を伴います。痛みについては、激痛で「疝痛」と言われる痛みに苦しめられます。
 

排石されなければ、継続する無くならない痛みで、排石は、尿道を通って行われます。その尿道を通る過程が最も激痛と言われます。
 

排石される時、「カラン」と音がする事があります。尿路結石と言われる合併症は、痛風患者さんを苦しめる合併症です。
 

まとめ

痛風が全身に与える影響を理解できたことでしょう。そんなのほんの一例だと軽く考えるか、痛風って怖い病気なのだと見直すのかは、貴方次第です。
 

自分が今後、どのような合生活を送りたいのかを考えてみましょう。自由奔放で、でも、病院が欠かせない今後、老後なのか。少しの節制と、見直した生活で医者知らずの人生なのか。
 

自分らしい生活を送りたいものですが、痛みと苦痛で悩まされる事を避けたい貴方は、一度、生活習慣を見直すきっかけにしてもらえたらよいと感じます。

 

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