糖尿病動脈硬化

 

動脈硬化は血管の内側にコレステロールなどが付着して血管が硬くなったり血管の内側がせまくなるなどして血流が悪くなる病気です。
 

血流が悪くなると、そこから先の細胞に栄養や酸素がいきわたらなくなり細胞が壊死してしまいます。
 

このような病気には心筋梗塞脳梗塞などがあります。
 

これらは、命にかかわることもある深刻な病気です。
 

また、仮に命が助かったとしても重篤なまひが残るなど、その後の人生に深刻なダメージを与える病気なのです。
 

動脈硬化はこのような恐ろしい病気を引き起こす状態です。
 

糖尿病は、動脈硬化を促進します。その原因や症状について調べてみましょう。
 

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糖尿病と動脈硬化の関係

 
糖尿病になるとなぜ、動脈硬化が進行しやすいのでしょうか。
 

血管は、内側から内膜、中膜、外膜の3層構造になっています。
 

動脈硬化がすすむ主な要因は、一番内側の内膜にコレステロールが大量に取り込まれてしまうことです。
 

コレステロールは油なので水に溶けません。
 

本来は血液中には安定して存在するのが難しいのですが、水に溶けるたんぱく質がコレステロールを包むことによって水に溶けるようになり、血液中でも安定していられるようになるのです。
 

これを「リポタンパク」といいます。
 

血糖値が高くなってくると、このリポタンパクが活性酸素によって酸化されたり、糖と結びついて糖化されたりしてプラークとなり、血管の内膜に蓄積します。
 

これによって血管が硬くなったり、内側がせまくなるなどして動脈硬化が進行するのです。
 

また、悪玉コレステロールが増えてくるにしたがって、善玉コレステロールは減少していきます。
 

善玉コレステロールの役割は、血管の内側にこびりついたこれらの悪玉コレステロールを引き抜いて肝臓まで運ぶことなので、善玉コレステロールの減少によってさらに、動脈硬化が進行することになります
 

無症状で進む、動脈硬化

 
動脈硬化は
コレステロールが血管の壁に入り込むことから始まります。
このコレステロールが活性酸素によって酸化されたり糖と結びついて糖化されるなどしてプラークとなり、血管の内膜の内側にたまっていきます。
 

このようにして静かに進行していきますが、この間ほとんど自覚症状無く進行します
 

動脈硬化が起きても血管の約90パーセントが塞がれるまで自覚症状がない、このため、動脈硬化は「サイレントキラー、静かなる暗殺者」という恐ろしい呼び名で呼ばれているのです。
 

そしてプラークがある程度まで大きくなると、突然破裂して血栓を作り血管内部をふさぎます。
 

これが脳の血管で起こると脳梗塞、心臓の血管で起きると、心筋梗塞です。
 

元気だった人が突然発作に襲われて倒れてしまう、その背景には自覚症状はほとんどないという、動脈硬化の特徴があるのです。
 

毎日の生活の中でできる発作予防法は?

 
では、恐ろしい動脈硬化の進行を遅らせ、発作を予防するためにはどのようなことに気を付けたらよいのでしょう。
 

糖尿病動脈硬化2

 

禁煙

たばこを吸うと、血圧を上昇させたり血管を傷つけるなど動脈硬化の進行を早めます。
たばこは即、やめましょう。
 

アルコールは基本は禁酒、飲むならほどほどに

アルコールは少量ならば動脈硬化の予防にはたらきます。
でも、飲み過ぎは禁物、ビール中ビン1本程度に抑えましょう。
 

ストレスも禁物

過度のストレスや緊張も、血圧を上昇させ心筋梗塞や脳梗塞の危険性を高めます。
ストレス解消法を身につけたり、完璧主義などの考え方を変えるなどしてリラックスできる時間を持ちましょう。
 

お風呂やトイレの温度に注意

急激な温度変化は交感神経を刺激して血圧を上昇させ、発作を誘発する危険があります。
トイレやお風呂の脱衣所は今などの温度と同じ程度にするなどの配慮も必要です。

 

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