痛風は遺伝する

最近、痛風になる人の世代にあまり差が無くなってきているようです。

贅沢病、中高年の病気とされていた痛風の時代に終止符が打たれようとしています。

その原因は、生活習慣の変化により、食の欧米化、不規則な食生活、バランスの悪い食事や偏食、過労やストレスにも関わり、生活習慣病としての認識が高まっているからです。

そして、こちらも気になる情報が!!痛風には、遺伝性があると言われるようになっているのです。

遺伝性があるのであれば、自分の祖父、父が痛風経験者であれば、自分も気を付けなければならないと律する気持ちになるでしょう。

では、痛風のホントについて調べてみます。

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痛風とは?原因と実態を追求!!

痛風とは、血液中の尿酸値が高くなることで発症されると言われています。その値、尿酸値7.0mg/dlが診断基準と言われています。

尿酸は、肝臓でプリン体を分解、消化された後に残る代謝産物で、いわば老廃物、排泄されなければならないものです。

その尿酸は、代謝産物として体内に蓄積ると、結晶を作り身体に衝撃を与えます。

1.関節炎

最も多いと言われるのが、足の親指の付け根の炎症です。赤く腫れ、何をしなくても激痛が走り、動けない、歩けない症状を呈します。

そして、そのまま進行し、どんどん痛みは上へ、上へと上昇します。足の甲、足関節、アキレス腱、膝関節、上肢や指の関節にまで波及します。

2.腎臓結石、腎不全
尿酸は、主に尿として排泄されます。なので、肝臓で代謝を受けた後、排泄される為に腎臓を通ります。そして、そこで排泄されないと腎臓に結晶を残し、結石を作ります。

特に腎臓に溜まる要因として、水分不足や脱水による成分の沈着、もともとも腎疾患や糖尿病などの生活習慣病による腎機能低下により、老廃物の排泄障害が起こっている時におこると言われています。

その結晶は、腎臓の組織を刺激し、機能低下、機能不全に至らしめます。

3.尿路結石

腎臓を上手く通過できても、水分不足や脱水、血流の低下等によりしっかりと尿量がえられない、排泄されないでいると、尿路の結晶をもたらします。

尿管を詰まらせ排尿障害を引き起こします。そして、疝痛といって、排尿時の激痛や残尿感の原因にもなります。

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その尿酸値上昇の原因は?親、兄弟、ご先祖様から引き継がれるもの?

高尿酸血症と言われる痛風は、遺伝的要因、環境要因、肉体的・精神的要因、生活習慣がもたらすことがあると言われています。

これらすべてが複雑に関連しあった結果、痛風、痛風発作を引き起こすと言われています。

遺伝的要因:親、兄弟、実子の中に高尿酸血しょうを発症した人がいると、自分自身が高尿酸血症を引き起こす可能性が、通常の人の2倍以上になると言われています。

また、祖父母、孫、叔父や叔母が痛風を経験していると、その危険性は、男性で1.27倍、女性で1.4倍に上昇すると言われています。

男女比からは、男性の方が高尿酸血症になりやすいと言われています。

遺伝的素因から見ると、男性は1/3、女性は1/5の割合でかかりやすいと言われ、男性であれば親が痛風を経験していると、三人兄弟であれば一人は痛風になるかもしれない状態です。

環境要因:遺伝に近いことで言うと、環境が痛風になりやすくしている状態があります。

同じ食事を食べて、同じような生活スタイルで生活する家族は、痛風になりやすくなるでしょう。

食事や生活習慣がネックとなる高尿酸血症は、やはり、寝食共にする家族性の高い疾患となるでしょう。

肉体的・精神的要因:ストレスが与える高尿酸血症のリスクファクターもあります。

ストレスとは、肉体的・精神的要因を含み、そのストレスを圧するための高ストレスホルモンの影響で尿酸値が高まることがあります。

肝臓で代謝されできた尿酸は、ストレスによる臓器機能低下が起因して又は、疲れや疲労から臓器の機能低下をもたらすことで排泄障害をもたらします。

尿酸や乳酸を排泄しにくい臓器の状態は、これらの蓄積を意味し、症状発症に至ります。

生活習慣:高尿酸血症は、生活習慣病です。

不規則な食生活と日常生活、偏食や嗜好、ストレスの多い状態や、運動不足などがもたらすことがあります。

生活習慣が同じになりやすい家族性の高尿酸血症は、何となく理解できるでしょう。

痛風は、体質的遺伝ではなく、環境的遺伝が主です。

父親、母親、おじいちゃんやおばあちゃん、ご先祖様のせいではありません。

確かに血縁的に体質が似ているせいで痛風になることがありますが、それはそう多くはありません。

痛風は、どちらかと言えば環境がもたらす影響の方が多いと言われています。

なので、自分次第で何とかできるとも考えられます。

お父さんが痛風であれば、きっと今はその素因があるでしょう。

同じ日常生活を送り、同じ食事を食べて、似たような余暇を過ごす。

これでは、お父さんの二の舞になることが予測できます。

ですが、自分を律して生活習慣を改め、バランスの良い食事、ストレスをためない生活、きちんと睡眠を取り休息が持てる生活、適度な運動をして活動出来てあることに気を付ければ、きっとお父さんのような痛風に悩まされる人生ではなくなるでしょう。

よって、遺伝性があるとお父さんを恨む前に、自分の日常生活を見直すことが先決です。

逆にいえば、お父さんのような生活をしていたら「痛風になるかもしれない」と考えることで、自分を改めることができるでしょう。

まとめ

確かに痛風は、遺伝性があります。

ですが、生活習慣病と言われる現代の痛風は、自分の努力次第で発症しないまま終われる人生もあるようです。

海藻、野菜、穀物、食物繊維をしっかりととり、動物性脂肪やプリン体の摂取を制限し、また、アルコールともうまく付き合う事が痛風を発症しない為に大切です。

そして、大敵はストレスと過労です。休息と活動バランスを考え、身体を痛めつけない生活こそ、痛風発作を起こさない方法なのかもしれません。

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